オリンピック豆知識2

62e86b08e674c9cf4e797c3153be9ee5_s陸上競技の花形といえば、わたしは 4×400mリレー だと思います。
最終競技で全選手の注目と応援の中で行われ、盛り上がりも最高潮になります。
マイル(リレー)と言われますが これは1マイルが約1600メートルだからです。
ちなみに 4×100mリレーを4継(よんけい)、400mHをヨンパー、110mHをトッパー と言うんですよ。

マイルも走順が作戦になります。先行逃げ切り、アンカー勝負。
マイルは1走がセパレート(スタートからバトンパスまで同じレーンを走ります)で、2走の100m過ぎからオープンレーン(どのレーンで走ってもいい)になります。
1走は周囲と並走しないで400mを1人で走るので、本職だったり短距離の選手だったりが多いです。スタートがあるのも1走だけなので慣れてる人が多いですね。
2走からオープンになるので、セパレートが終わる直後がいちばん競り合いになります。
インコースに流れるので、ここで位置取りのできるスピードのある人。
マイルは序盤に差があると追いつかなくなるので、1走・2走で先行逃げ切りのチームも多いです。
アウトから抜くのはロスになりますよね。
3走は接戦だと並走して流れ込んでくるので、バトンパスがいちばん難しいです。
先行逃げ切りが多いのは、ここでバトンを落とすリスクを回避するって理由もあります。
4走は実質410mあります。1走が390m。アンカー勝負のチームは400mのエースだったり、ラストの直線勝負ができるトップスピードの速い選手だったりが多いですね。ここで想定より差が開いてるのか、想定内なのか。

300m地点にいて、必ず「腕振れー、腕振り!」って言ってくれる先輩がいました。
400mのラストは足が動かなくなります。でも腕を振れば足は動きますから。
陸上やマラソンの解説が言う「腕で運ぶ」って、こういうことなんですね。

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