恵方その1

恵方の決め方は、十干(じっかん)という暦に基づいて決められており、しかも、恵方とされる方角は16方位中、4つの方角しかありません。
十干(じっかん)とは【甲乙丙丁戊己庚辛壬癸】の10種類で、十二支(じゅうにし) 【子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥】の12種類と併せて干支(えと)を表すのに使うものです。
60歳を表す「還暦」とは、10と12の最小公倍数である60で干支が一回りして暦が元に戻ることを指します。

恵方は十干に基づき以下の表のように決められており、4つの方角を5年周期で一巡します。

【十干と恵方との関係】
その年の十干
恵方(16方位)
甲(きのえ)・己(つちのと)
東北東
乙(きのと)・庚(かのえ)
西南西
丙(ひのえ)・辛(かのと)
南南東
丁(ひのと)・壬(みずのえ)
北北西
戊(つちのえ)・癸(みずのと)
南南東

恵方は東北東、西南西、南南東、北北西の4種類で、南南東の頻度がやや多めとなっております。

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