節分の日について

「鬼は~外、福は~内」と言いながら、豆を投げ、年の数だけ豆を食べて厄除けを行う行事ではありますが、そもそもどうして節分をやることになったの? なんで年の数だけ豆を食べるの? 恵方巻って毎年向いて食べる方角が違うのはなぜ?など、知っているようで聞かれると意外と知らないことも多いかもしれません。
節分ってどういう意味?

節分は読んで字のごとく、季節と季節の分かれ目であり、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことをさしていました。現在では、「立春」の前日を「節分」と呼ぶようになっています。
寒い冬から暖かい春になるこの時期を1年の境とし、現在の大みそかと同じようにまさに季節を分ける日と考えられていたということから、特に「立春」の前の日が「節分」として、広まったようです。「春と冬を分ける節目の日」ということですね!

 

(節分の日付について)
節分とは「季節を分ける」ことを意味し、立春、立夏、立秋、立冬のそれぞれ前日を表す言葉ですが、近年では「節分の日」といえば「立春の前日」を指すのが一般的です。
ちなみに「立春の前の約18日間」を「寒土用」といい、最近よく見かける「寒の土用の丑の日」はこの期間中にあります。
近年は「節分の日は2月3日(立春は2月4日)」が定着していますが、立春の日付は天体の運行により若干変動するので、節分の日は今後、2025年以降しばらくの間は4年に一度「2月2日」となり、2104年には約120年ぶりに「2月4日」となる予定です。setubunfi-12

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