You Can Change Your Mind! -4-

「変化こそ唯一の永遠である。 」
    『茶の本』より 岡倉天心   

明治大正時代の美術学者 思想家、文人、哲学者でもある岡倉天心が
「茶の本」 の中で著した言葉。

「茶の本」といっても、茶道の指南書ではありません。
欧米の物質主義的文化と対比させ、
東洋の精神文化の奥義を解きつくそうという構想のもとに書かれた
天心流の文明論なのだそうです。

移ろいゆく時代、変わらないものなど 存在しない。
すべてのものは 常に変化し続けている。
だから「変化し続けるもの」だけが
永遠にそこにあり続けることができる。
そんな言葉なのでしょうか。
目に見える『もの』ではないけれど
明らかに そこに流れている『時』を感じる言葉です。
これこそが東洋人の美学 と岡倉は言っているのかもしれません。 

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