【夏の星座の神話】
夏の星座の神話で有名なのは「さそり座」のお話です。
『海神ポセイドンの息子であるオリオンという狩人がいました。
オリオンは、国で一番の力持ち・背が高く美男子でとても人気がありました。
・・・がとても傲慢な性格。神々の怒りをかいました。
神の王ゼウスの妻である大地女神ヘラは、そんな思い上がっているオリオンをできるだけ小さな生き物によって殺させようと思い一匹のさそりを呼び出し、刺し殺すように命令したのです。
さそりは猛毒の針を持っているため、足に突き刺さったその毒でオリオンは死んでしまいました。
さそりはそのお手柄を讃えられて星座となり天に上げられることになりました。』
夏の夜の星空を見ると、南の空の低いところに大きなS字型に星が並んでいるのを見つけることができます。
さそり座は、明るく光る一等星である「アンタレス」（赤く輝くさそりの心臓の部分）を目印にして見つけてみてくださいね。
※さそり座が空に上がると・・・逃げるようにオリオン座は沈みます。
夜空を見上げながら、星座ごとの神話を知って星空博士を目指してみてはいかがでしょうか？
