意外と知らない消費税?

いよいよ消費税増税から1年経ちますね。

ところで、納付書のない消費税はどんな仕組みで納税されるのでしょうか?

例えば、あなたはスーパーで税別500円の商品を買いました。

消費税は10%なので50円です。
また、あなたに商品が届くまで以下の取引があった事とします。

 

①あなた
↓(払うお金=商品500円+消費税50円)
②スーパーマーケット
↓(払うお金=仕入れ値400円+消費税40円)
③市場の業者
↓(払うお金=仕入れ値300円+消費税30円)
④生産者

「②スーパーマーケット」は「①あなた」から預かった消費税50円を国庫に納める義務が発生します。会社は年に一回、売り上げを報告しなければなりません。その時まで「①あなた」の消費税は預かっているのです。また「③市場の業者」は「②スーパーマーケット」の40円を預かって……がずっと繰り返していきます(実際には最後の画像のように複雑です)

今回は消費税を支払っていない生産者も、実際には商品を作る為には素材を仕入れたりします。そうして巡り巡って、預かった消費税と払うべき消費税を加減算して、年次に税務署へ決算を報告する際に国庫に納める金額が決まります。

いかがだったでしょうか? お店に支払うだけの消費税はこうして納められているんですね!

画像引用:国税庁HP消費税のあらまし(https://www.nta.go.jp/publication/pamph/shohi/aramashi/pdf/001.pdf)

 

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