正確なグラフより、伝わるグラフへ
日常のいろいろな場面でグラフは用いられています。
朝テレビをつけた時に目に入るニュース、
会議の中で配布される資料、
雑誌のアンケート結果・・・
それらのグラフは、情報の“正確さ”を表すより、“伝える”ために作られています。
それでは実際に伝えるグラフについて考えてみましょう。
上のグラフは、アイドルの「恋愛禁止」制度に関するアンケート結果です。
Excelでグラフを作成した最初の状態がこの円グラフですね。
それではこのグラフを“伝える”ということを意識して編集してみましょう。
グラフの印象が大きく変わりました。
反対票が多いということを伝えるため、反対票のみに色を付けています。
また、円グラフとドーナツグラフは同じような用途で使われますが、円グラフからドーナツグラフに変更したことで、中心部に余白が生まれ、伝えたい情報を書き込んで強調することができます。
上のグラフのように内側の余白に母数を記載してもよいでしょう。
グラフの作り方、色の変更の仕方、マーカーのかえ方・・・
それらを覚えていても使えなくては意味がありません。
どのようなグラフが伝わりやすいのか、伝えることを意識して作ってみましょう(^^)/