身近な危険生物

蚊に刺された少年。

先日、百足に噛まれるハプニングがあった、私であります。

ここで気づいたのが、身近な危険生物の存在があまり知られていないということでした。
オオスズメバチは、アナフィラキシーショックが危険ということはマスコミ報道もあり多くの方が知っているかと思います。

そこまでの危険度かどうか別として、病院で治療をした方がよい場合もありますので、知っておいて損はないはず。

ほんの一部ですが、ご紹介させて頂きます。

 

チャドクガ
北海道を除く全地域に分布する蛾の仲間。
幼虫は毒の毛が体中に生えていて、触れてしまうとかぶれる。
成虫も毒があるので、触らない方が良い。

カバキコマチグモ
日本全土に生息する蜘蛛の仲間。
蜘蛛の巣は張らずに草むらを移動して捕食する。
日本の蜘蛛の中で一番強い毒を持ち、麻痺症状を起こす神経毒と痛みを引き起こす成分が含まれる。
噛まれると強い痛みと腫れが生じる。

ヒトスジシマカ
全国に分布している、俗称「ヤブカ」
刺されるとテング熱やジカ熱という伝染病にかかる場合があるので注意が必要。

ハネカクシ
日本全国の草原や森林の湿った地表に生息。
「ペデリン」という毒を体液に持っていて、分泌された体液が付着するとかぶれる場合がある。
体液が目に入ると失明の危険性があるため、要注意。

トビズムカデ
全長20cmにもなる日本で最大級のムカデ。
日本全国の湿った場所に生息。
肉食で、ゴキブリ、蛾、ネズミなどを主に食べる。
ゴキブリ、ネズミなどを求めて住宅に侵入することも多い。
噛まれると激しい痛みと腫れが生じる。早急に医療機関を受診した方が良い。
アナフィラキシー症状も出る事があるため、注意が必要。

ヤマトマダニ
日本全国に分布するダニの仲間。体長は3mm程度。
野山で葉っぱの上によくいる。
吸血をするだけでなく、脳炎を引き起こす細菌やウイルスが感染することもあるので注意が必要。
血を吸われている時に無理に引き離すと口のトゲ部分が残ってしまうことがあるので、早急に医療機関で治療してもらうことをお薦めします。

オオスズメバチ
日本最大の蜂。攻撃性が高く、強力な毒を持つ。
アナフィラキシー症状もあり、最悪刺された人が死亡することがある。刺された時には、早急に医療機関の受診しましょう。
夏から秋にかけて巣が大きくなり、活発に動き出すこの時期に被害が多くなる。

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