7月は体力が落ちる時期です。
7月に入り半ばも過ぎました。暑さも日に日に厳しくなってきています。
カレンダーには7月の初めに見慣れない文字が書いてあります。
半夏生と書いて「はんげしょう」と読みます。
夏至の親戚みたいなものかなとも思いましたが、解らないのもしゃくなのでちょっと調べてみました。
この日は、古くから半夏(烏柄杓・カラスビシャク)という毒草が生える頃とされてきたそうです。
この半夏生の頃には、天から毒気が降るとか、地面が陰毒を含んで毒草が生えるなどという言い伝えもあったそうです。
筍・わらびなどを食べることや田んぼや畑の種を撒くことを忌む風習もあったそうです。
水道がないところには、井戸にも蓋をしたそうです。
おそらく、エアコンもない昔の時代、梅雨特有のじめじめした気候が続く頃なので体調を崩す人も多く、戒めとしてこんな日が設けられたのかもしれませんね。
エアコンがあるからと言って、私たちも安心はできません。暑さと湿気で、確実に体力が落ちてくる時期です。
暑気あたりで寝込んだりすることのないように、充分体調には気をつけて頑張りましょう。