共通一次試験

2021年から、国公立大学の一般選抜の1次試験として(私立大学でも選抜方法のひとつとして)「大学入学共通テスト」が利用されていますが、その前身である「共通一次試験」が、1979(昭和54)年の1月13日からスタートしました。

共通一次試験の正式名称は「国公立大学入試選抜共通第一次学力試験」と言います。

1960年代に大学進学率が急上昇。それに伴い、特定の大学・学部への志願者の集中傾向により競争がいっそう激化しました。そのため、高校の学習指導要領から逸脱した出題なども現れ、高校教育が知識中心の受験準備教育の状態に陥りました。

共通一次試験は、入試問題の難問・奇問の出題をなくし「入試地獄」を緩和するという目的で導入されました。

その後、共通一次試験に代わって「大学入試センター試験」が実施されるようになりましたが、このスタートも1990(平成2)年の1月13日からでした。

ちなみに、日本の大学といえば「東京大学」をまず思い浮かべる方も多いかと思いますが、その象徴でもある、東大・本郷キャンパスの南西部にある「赤門」も、もともと加賀前田家の江戸藩邸に、1828(文政10)年1月13日に(現在の暦法に即して)建てられました。

がんばれ、受験生!!

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