夏バテ対策
夏バテ対策
高温多湿の夏に体が対応できなくなり、なんとなく体がだるかったり、食欲不振になるなどの夏に起こる体の不調が夏バテです。夏負けや暑気あたりとも呼ばれます。
日常生活から考えられる原因
1 室内外の温度差による自律神経の乱れ 2 高温多湿の環境による発汗の異常 3 熱帯夜による睡眠不足
夏バテの症状
1 全身のだるさと疲労感 2 食欲不振
夏バテが引き起こす疾患
1 夏風邪 2 夏バテの影に隠れていた疾患があらわれる
日常生活でできる予防法
1 栄養価の高い食品を食べる 2 室内での過ごし方を工夫する 3 ぐっすり眠ってその日の疲れを取る
対処法
1 食事の工夫やツボの刺激で疲労を回復する
食欲がないときは、食欲増進、疲労回復効果のある辛いものや酸味のあるものなど、趣向を変えて食べてみましょう。またお風呂に入ったときに、足の裏の人差し指と中指の骨の間で、少し窪んだところにある湧泉(ゆうせん)というツボを押すと、自律神経の働きが高まり、疲れも早く取り除くことができます。
2市販の薬を使う
疲れやだるさに効果があるビタミンB1、B6、B12が配合されたビタミン剤や栄養を補給するドリンク剤を活用してみましょう。
3病院で診察を受ける
夏バテの症状が重く、つらいときや夏バテが長期間続くようなときは、重い疾患が隠れている場合もあります。医療機関で診察を受けましょう。