文学小説を読もう。4

◆今週は文学小説作家たちのおもしろ(?)エピソードをご紹介しています。
秋の夜長のお供に 文学小説はいかが?

宮沢賢治
本名:宮澤賢治(みやざわけ賢治んじ)
出生地:岩手県稗貫郡里川口村(現:花巻市)
誕生:1896年8月27日
死没:1933年9月21日
享年:37歳
職業:農学校教諭・詩人・童話作家
時代:大正期の作家

幼いころから鉱物採集、昆虫の標本づくりに熱中するなど、
自然や動植物を愛したことで知られている賢治。
質素な生活を好み、お金に困った友人がいれば、
その友人のために月給をすべて渡してしまうといった話も残されており、
聖人君子の 様なイメージさえ持たれています。

実は賢治は、とてもお金持ちの家に生まれていたので、
お金で苦労することはなく、衣食住とも満たされていたといわれています。
つまり、宮沢賢治の「人のために尽くした」というエピソードの裏には、
生家がお金持ちということもあったのだとか。

そうは言っても 
友人が指を怪我したときにとっさにその指を口に咥えて止血をしてやったり、
赤いシャツを着てはやしたてられいる友人を庇って
「自分も赤いシャツを着てくるからひとりをそんなにいじめないでくれ」と
周囲を説き伏せた といった類のエピソードがたくさん残っていると言うことは
やはり賢治は心からの優しさ溢れる人だったのではないでしょうか。

そんな宮沢賢治の代表作
『注文の多い料理店』
『雨ニモマケズ』
『銀河鉄 道の夜』
『 風の又三郎』

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