もうすぐ節分

もうすぐ節分ですね!
節分には 年の数だけ豆を食べたり恵方巻を丸かぶりしたり
地方によってもいろいろな風習がありますが
中でも一番ポピュラーなのは 家の内外に煎り大豆を撒く「豆まき」。
これって実は深い意味があるんですって。

昔から日本人はすべてのものに宿る神、「八百万の神」を信仰していましたが
米、麦、粟、稗、大豆の五穀には「穀霊」という精霊が宿っていると信じられていたんです。
今日でもお清めとしてコメを撒く「散米」という行事がありますが
大豆は米よりも粒が大きいため より多くの精霊が宿っているとされていて
邪気を払うのに最適とされていたそう。
さらに「豆」は魔を滅する「魔滅」という語呂合わせもあったり
煎り豆を使うのは 「煎る」を「射る」とかけて縁起のいいものとされていたのだとか。

ではその邪気を払い縁起を担ぐ豆まきをなぜ節分に行うのでしょう?
もともと節分とは二十四節気という季節の分かれ目を表す名称で、
立春、立夏、立秋、立冬の前日のこと。年に4回あるものだったのですが
平安時代の宮中行事「鬼やらい」が12月の末日に行われていたことと
中国の明の時代の風習だった豆まきが、室町時代に日本に伝わったことで
冬が終わり春の訪れを告げる 立春の前の節分にこの行事が行われることになったようです。

来週月曜は立春。
改めて 新しい年の始まりとして
気を引き締めて 明るく元気に行きましょう!

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